吊り下げ手洗い器-吊り手水(ちょうず)

懐かしグッズ

懐かしいなぁ! 吊り手水(ちょうず)

これこれ、懐かしいよねぇ・・・。
昔、ばぁさんとこに行くと、これがあったんだよ!
田舎だから、トイレと言うよりは便所かな?いや、はばかり・・いや、厠(かわや)
いやいや、雪隠(せっちん)・・ま、そんなこたぁどーでもいいんだ。

便所の横の軒先に吊るしてあって、用を足したらこれで手を洗う。
冬は凍って水が出ないこともあったし、夏場はお湯が出たりね(笑)

優れもんだよね。ある程度の水が出たらピタッと止まる。
面白いもんだから、ペコペコ押して水出して遊んでると中の水が無くなっちゃって
ばぁさんが用をたして便所から出て、手を洗おうとしたら水が出ないもんだから
「お前たちゃ、また悪さしたろーが!!」と、よく怒ってたっけなぁ。

この動画の手洗器は、最近のやつなんだろうね。
昔のやつはブリキっぽい金属で出来てたり、丸っこいバケツみたいな感じの
プラスチック製が多かったような気がするね。

僕は、この呼名がわからなかったので、ずっと「吊り下げ手洗い器」と
呼んでいた。それでも間違いではないようだけど「吊り手水(ちょうず)」って
いうみたいだね。

「ちょうず」ってのは、手や顔を洗い清める水のことで、神社なんかで水が貯まってて
柄杓が置いてあるところ、あれは「手水舎(ちょうずしゃ)」と言うらしいね。

トイレに行くことを「手水に行く」とも言うらしい。
「お手洗い」ってのと同じ感覚かな?

これ、今も売ってるんだよね。これは節水にもいいし「今こそ吊り手水」じゃない?

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